連作について(メモ)
★連作とは
物語のような流れのある作品としてではなく、正式な場に作品をまとめて出す形式のことを指す傾向がある
哲学的でなだらかに屹立した詩
【何が評価されるのか】
・雰囲気(アングル、口調、語群)題名を途中から引っ張ってくることも起因
・良い短歌(アングル、口調、構成、絵)強弱をつける 全ての歌に評はつかない
【テーマ】
・表テーマ
時間経過があり、人の行動に関するもの 恋、離別、愛、引越し、絵画を貼る、砂丘に行く
「本当らしさ」を強く思わせる必要がある
起承転結にこだわらない→途中で終わったっていい
・裏テーマ
連作の概念、抽象的 漠然とした不安、性自認、思春期、加害性
それこそ言葉にできないような雰囲気として連作に託す
短歌を増やす 棘ができる 複数の系→幅を持たせる 隙は作る
【割合】
物語の流れ(3首)(絵の流れ)
裏テーマの変化(2首)(加害性)
別の系(3首)(全体の変化)
別の系(1首)(思春期の身体)
地歌(1首)(静寂)
①情報を加えるするために必要な歌→流れは関係ない、写生、語群
②秀歌を引き立てるために必要な歌→秀歌の付近で導入をする
③ 発見の歌(今風)
④完成度の低い短歌、1割位入れる→ひっかかり216
【並べ方】
・流れ、系は少なくとも3つ(今回は4つ)それらが編まれて、相互作用を連想させる
・同じ形は離す
・抽象と具体が偏らないようにする→ここがどこだかわからなくなる
・時間帯、雰囲気でゆるくまとめる
・メインになる用語ははじめにもってくる
・序盤10首と終盤5首で統一されたムード