夏で待ってる

短歌感想etc…

連作について(メモ)

連作とは

物語のような流れのある作品としてではなく、正式な場に作品をまとめて出す形式のことを指す傾向がある

哲学的でなだらかに屹立した詩


【何が評価されるのか】

・雰囲気(アングル、口調、語群)題名を途中から引っ張ってくることも起因

・良い短歌(アングル、口調、構成、絵)強弱をつける 全ての歌に評はつかない


【テーマ】

・表テーマ

時間経過があり、人の行動に関するもの 恋、離別、愛、引越し、絵画を貼る、砂丘に行く

「本当らしさ」を強く思わせる必要がある

起承転結にこだわらない途中で終わったっていい


・裏テーマ

連作の概念、抽象的 漠然とした不安、性自認、思春期、加害性

それこそ言葉にできないような雰囲気として連作に託す

短歌を増やす 棘ができる 複数の系幅を持たせる 隙は作る


【割合】


物語の流れ(3首)(絵の流れ)

裏テーマの変化(2首)(加害性)

別の系(3首)(全体の変化) 

別の系(1首)(思春期の身体) 


地歌1首)(静寂)

①情報を加えるするために必要な歌流れは関係ない、写生、語群

②秀歌を引き立てるために必要な歌秀歌の付近で導入をする

 発見の歌(今風)

④完成度の低い短歌、1割位入れるひっかかり216


【並べ方】


・流れ、系は少なくとも3つ(今回は4つ)それらが編まれて、相互作用を連想させる

・同じ形は離す

・抽象と具体が偏らないようにするここがどこだかわからなくなる

・時間帯、雰囲気でゆるくまとめる

・メインになる用語ははじめにもってくる

・序盤10首と終盤5首で統一されたムード